新人職員研修、消防訓練のほか、配属先では、教育指導担当者と皆さんがお互いに業務内容や手順（介護技術指導、面接技術、薬効能等含む）を確認・評価しあい、ご利用者等に安心と信頼をいただいた上で実務につくようにしています。また、法人内外でのケアプランなど各種セミナーへの計画的参加、介護技術や感染症、各痰吸引等の勉強会、外部講師による心肺蘇生、AED（特別養護老人ホーム、障がい者支援施設に設置）取り扱い訓練を実施し、緊急時の備えとしています。
また、専任の人材（財）育成担当者を配置し、介護スタッフには、キャリアプロフェッショナル段位制度に基づく、仕事の「見える化」「わかる化」を図るとともに、介護技術向上のための北欧式トランスファーテクニックの導入研修、ストレスマネジメント研修をしています。相談スタッフについては、現場実習や内外研修のほか、先輩相談員の下で、社会資源の把握やソーシャルワークの手法を学び、成長を促します。

採用時の配属先、採用後の異動は、本人の意向や家庭の事情等を踏まえながら、適性、法人の育成方針等を総合的に勘案し決定します。採用後には、毎年「業務管理シート」（自己の年次計画、自己啓発や目標を設定したもの）と「自己申告書」（自己の計画や目標に対する評価を行ったもの）、さらには専任の人材（財）育成担当者と上司が、ご利用者・家族の評価や本人希望、適性等に基づき面談し、部署の異動や介護職から相談員への職務変更、次年度以降の方向性確認、指導、相談、労働条件の見直しなどを実施しています。そのため、毎年の昇給額や賞与の額も個人個人で違いがでてきます。
また、ゼネラリスト、スペシャリスト育成の両面から、計画的に実務経験を積むことにより、リーダー、主任、相談員、部門管理者、施設長等へのステップアップや資格取得のための支援を行っています。この面接時のほか、随時、悩み事や相談を受け付けていますし、頼りになる先輩も多くいます。気軽にご相談下さい。